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システムエンジニアの年収は?

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こんにちは。
マーケティングコーチの新井政弘です。

正社員に限った話になりますが、

IT業界で働く人の年収は、
会社員であれば他の業界と
あまり変わりはありません。

業種や会社の規模によって
違いが出てきますが
それはほんの一部だと思います。

コンサルティングが中心の会社や
SNS、やゲームなど今はやりの
スマホ関連がメインの会社などは、

全体的に高給であると
言われています。

しかし、
そういった会社の場合、

労働時間も半端ないので
時間当たりの単価で比較すると

見た目ほど高給とは言えない
場合もあります。

厚生労働省のH22年調査によりますと
勤労世帯の平均所得:549万6千円
(中央値:438万円)
だそうです。

何の調査か忘れましたが
大卒30歳の平均年収は
たしか400万円台の前半
だったような気がします。

その辺を考慮してもらうと
自分の今の年収が
どんな感じなのか
判断できると思います。

今どきの会社なら、
裁量労働制でもとっていない限り
きちんと残業代がでていると
思いますので、

年収の多い少ないは
休出、残業の多寡により
かなり違いがでてきます。

コンプライアンス意識の高い会社ですと

・休日出勤をした場合は代休の取得も必要
・30時間を超える残業は申請が必要

といった形で、
昔のような仕事が終わらないなら
終わるまでやってください、

といった無理を強いる
会社は少なくなりました。

同時に、手取り給与を
増やすためにわざと残業を
するという技も
使いづらくなりました。

以上のことから、

より高い年収を期待するのであれば

規模が大きく、より元請けに近い会社に
正社員として入るのが正解だといえます。

ようするに、
身もふたもない言いかたをすれば、

だれでもが知っている会社に入れば
それなりの年収がもらえるということです。

プログラマであれ、
システムエンジニアであれ、
コンサルタントであれ、

自分の年収を上げるためには

・社内で昇進、昇格する。
・他社へ転職する

の2通りの方法が考えられます。
(とりあえず副業等は無しで)

どちらが良いかは
一概に言えませんが

何れにしても
努力と運が作用しますので

日々の仕事を疎かにしないことが
重要です。

どこでだれが見ているか
わかりませんので

毎日の仕事に全力を
投入し続けることで

他社から好条件で
誘われたり、

社内で昇進、昇格の対象に
選ばれたりと

ある日突然、
幸運が訪れるかもしれません。

その幸運を掴むために
日々の努力を惜しまない
ようにしましょう。

今や、
毎日同じ仕事をし続けるだけで
年収が上がり続ける時代ではない
ですから

自分で増やす努力をしなければ
なりません。

何をすれば良いかは
人によって様々ですが、

まずは、毎日の仕事に
全力投球しましょう。

そうすれば何かが変わるはずです。

以上が正社員の場合の
年収の上げ方になります。

それでは、正社員以外の人は
どうでしょうか。

システム開発の現場で言う
正社員以外の方というと、

契約社員かフリー(個人事業主)
の方々ですね。

また、正社員であっても
派遣をメインとしている人も
こちらに近いかもしれません。

これらの場合、

年収 = 契約金額

となりますので

契約交渉で全てが決まると言えます。

そこで単価のUPを
交渉できるようになるには

何かしらの付加価値を
付けるしか方法はありません。

今までの延長線上で
同じ仕事しかできないのであれば

良くて現状維持、
それどころか単価の引き下げも
大いにあり得ます。

それを避けるには

常に新しい知識や情報を
取り入れ続けるしかありません。

正社員であれば
そういった教育や研修を
受けられる機会もありますが

正社員以外の人たちは
全て自分自身で
何とかする必要があります。

これに時間と費用を
惜しむようであれば

収入を増やすことは
とても難しいでしょう。

全ては自分自身に
かかっています。

今の仕事を続けて
年収のアップを目指すのか。

全く違う分野へ進んで
今以上の収入を目指すのか。

全てはあなた次第です。

エンジニアが意識すべきは技術のみではない

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こんにちは。
マーケティングコーチの新井政弘です。

IT系の仕事、特に
業務アプリケーション系の仕事の場合、
自社以外の場所で作業を行うケースが
非常に多くなります。

ということは多くの場合、
何らかの組織やチームに所属して
仕事をすることになるのですが

そこでの立ち振る舞いが

次の仕事を得られるか、
或いはそのプロジェクトに
最後まで残れるか否かに
大いに影響してきます。

プログラマ、システムエンジニア
(SE)、コンサルタントとして

要求された技術力があることは
当然の前提となりますが

それ以外の部分

主に人間的な部分で
評価されてしまうことは
多々あります。

デスマーチ状態のプロジェクトで
とにかく一刻も早く人が欲しい、

プログラムが書ければいい、
設計書が書ければいい、

というような場合でれば、
人間的な部分は目をつむるケースも
ありますが、

それは忙しいときの穴埋めでしかなく
次に繋がるかは疑問が残ります。

それでは、
継続的、安定的な受注に繋げるためには
どうすればよいでしょうか?

先ほど、技術者の立ち振る舞い、
特に人間的な部分が大事だと
言いました。

そこで重要になってくるのが

”コミュニケーション” です。

プログラマであれ、
システムエンジニア(SE)、
コンサルタントであれ、

コミュニケーションの部分に
難があると、

上に立つ人から
芳しくない評価を

最悪クレームを
頂戴することになります。

スキルや経歴に問題が無くても
コミュニケーションに問題あり
と烙印を押されてしまうと

次の仕事どころではなく、
早く変わりの技術者を
アサインしろとの
話になりかねません。

そのような状態は
会社としても、
技術者本人としても、

絶対に避けなければいけません。

その為に、意識して
行わなければならないポイント、

最低これだけはやっとけ、
というポイントは、

非常に古典的ではありますが

やはり、”報・連・相”に
つきると思います。

ただ黙って、黙々と
振られた作業だけを
こなしているだけでは

その他大勢の一員
でしかありません。

作業品質や納期に
全く問題が無くても

悪くはないが
積極的に高評価を
与えるほどでもない、

との評価に落ち着きがちです。

逆に、技術者側からの
アクションが少ないことで
良くない印象を与える
可能性もあります。

そこで、”報・連・相”です。

今何をやっていてどういう状況なのか?
仕事を進める上で問題はないのか?
問題がある場合、どういう状況なのか?

などなどを、
自分から積極的に発信する必要があります。

そうすることで
スケジュールの調整や
問題の早期発見につながり、

自然と技術者自身の
印象も好転していくことは
間違いありません。

とにかく、
聞かれるまで黙って
じっとしている。

という姿勢では
絶対いいことありません。

能動的、積極的に
行きましょう。

急にそんなこと言われても、、、

と仰る方々には、
私がお手伝いしますので
ご相談ください。

それでは。

SE、システムエンジニアの仕事内容は?

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こんにちは。
マーケティングコーチの新井政弘です。

今回は、SE(システムエンジニア)の仕事内容について
書いてみたいと思います。

一口にシステムエンジニアと言っても多々ありますが
今回は私自身が従事している業務アプリケーション系の
システムエンジニア(SE)についてお話します。

IT系の仕事といえば、
Web系やネットワーク、ゲームなど

最近ですとスマホアプリなどの仕事もありますが、

今回のお話からは除かせていただきます。

そもそも、そちら側の経験がまったくありませんので
何も分からないというのが正直なところです。

業務アプリケーションとは何か? と言いますと、

会社内での様々な業務をコンピュータで行うための
ソフトウェアと言えます。

商品を売ったり、買ったりしたときの記録や
売上や給料の管理だったりと、

パソコンが登場するまでは、手作業で帳簿や
台帳などに記入して管理していたものを
機械化する仕組みと言えます。

業務アプリケーションに関する仕事としては
大雑把にわけて、以下の3種類に分けられます。

・プログラマ
・システムエンジニア(SE)
・コンサルタント

それぞれについて、簡単に説明しましょう。

1.プログラマ

これはご存じのかたも多いと思います。

さまざまなコンピュータ言語を用いて
実際にプログラムを ”書く” 役割です。

どんなプログラムを作成するのかは、
設計書に書かれていますので
それをもとにプログラムを書きます。

その後、プログラムを実行したときに
想定通りの結果が出ることを確認し、
問題が無ければプログラマの仕事は終了です。

この仕事は、新卒や中途採用で
ソフトハウスなどに就職した人が
最初に担当することが多いと思います。

従来はSEになるための修行としての
役割が大きかったですが、
今は必ずしもそうとも限らないようです。

大手のSIerやコンサルタント会社などは
いきなりSEやコンサルタントを名乗らせますので

必然的に業務系アプリケーションのプログラマは
中小のソフトハウスの人間やフリーエンジニア
が中心となります。

2.システムエンジニア(SE)

システムエンジニアの仕事は、
一言でいうとプログラムを設計することです。

この設計作業のことをシステム設計と言います。

システム設計は、
・要件定義
・概要設計
・詳細設計

というように細分化され、
プログラマは詳細設計書をもとに
プログラムを作成します。

設計作業も複数のやり方があります。

より上流の工程で作成された資料を
もとに設計する場合と、

担当者から自分で仕様を聞いて
それを資料にまとめる方法があります。

どちらの場合も、プログラマとは
要求される能力が全くちがうため

プログラマ経験が長いだけでは
システムエンジニアとして
必要なスキルを得ることは
非常に難しいものとなります。

3.コンサルタント

コンサルタントは、SEとかぶる部分も
多々ありますが、より業務よりの
作業を行います。

システムエンジニアは、
いかにしてプログラムを作成するかという
コンピュータよりの作業を行い、

コンサルタントは、
顧客の要求を満たすためには、
どのようなシステムを作成すべきかという
業務よりの作業を行います。

顧客と話ができて、要件が決められれば
プログラムを知らなくても問題ありません。

実際、コンサルティング会社や大手SIerの
コンサルタントの方々はプログラミングの経験が
無い人がほとんどではないでしょうか。

このように、職種によって求められる能力に
大きな違いがあるため、プログラマ経験が長いから
自然にSEになれたり、

SE経験が長いので、自然にコンサルタントに
なれるわけではないということです。

以前は、上司や先輩と一緒にプロジェクトに
参画することで上流の仕事を覚えることが
できました。

自分の能力以上の仕事をOJTを兼ねて
やさせてもらえるケースです。

今でも、チームとして参画できる場合は、
このケースが当てはまりますが
そうでない場合は、難しいと思います。

プロジェクトへの参画形態が
2次請け、3次請けの場合や
自分がフリーのエンジニアの場合など

担当作業が明確に決められているケースが
ほとんどだと思いますので

いかにして上流工程の仕事に
出会えるかを考える必要があります。

今の会社でステップアップできるのか
転職したほうがいいのか、大いに考えるべきです。

私自身も、この辺を考えながら転職を
決めてきましたので、常に頭の片隅に
置きながら日々の仕事をした方がいいと思います。

特にベテランになればなるほど
今後の方向性について悩みだすと思いますので

そんなときは、ご相談ください。

それでは。