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SEの仕事術・できるSEの仕事術とは?

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こんにちは。
マーケティングコーチの新井政弘です。

今回は、技術者やシステムエンジニアに限らず、
どんな人でも使えることをお話します。

仕事でも、日常生活においても、
これを心がけることで、自然と
周りの人の反応が変わってきます。

反応が変わるというか、周りが好意的に
なってくると言ったほうがいいかもしれません。

それは、何かを頼まれたときに

”NO”を言わない

ということです。

他の人に何かを頼むということは、
誰しも経験あると思います。

その時に、
”いいですよ” と即答されたときと、
”だめです、とか、できません” とか言われた時では

頼んだ人の心証は明らかに違いますよね。

この、”いいですよ(YES)”を
積み重ねていくことで、

依頼者にとって、あなたはとても頼りになる人
であるという印象が積み上げっていきます。

この依頼者が上司だったらどうなりますか、
もしかしたら、評価や考課のときに
この印象がプラスに働くことがあるかもしれません。

たとえ上司でなくても、
これを周りの人に対して、続けていることで、
あなたの仕事がやりやすくなることは確実です。

人は何かをやってもらったら、
自分も何かをお返しにやらないと
悪いのではないかと感じてしまいます。

ですので、
自分のお願いは引き受けてくれるのに
こちらへはあまりお願いをしてこない、

というような状態が続くと、
それだけで、あなたは”いい人”
という印象が周りに定着します。

頼まれごとを”断らない” というだけで、
なにも自分からは働きかけていないのに
自然と評価や印象が変わってしまうのです。

こんなお得なことをやらない手はないですよ。

ただし、勘違いしてほしくないのは
安請負してなんでもかんでも引き受けろ
ということではありません。

あくまでも、自分自身状況を判断して
できる範囲内で、というのが大前提にあります。

なんでもかんでも引き受けて、
やっぱりできませんでした、では
まったくの逆効果ですからね。

だったら最初から引き受けるな
ってことになってしまいます。

ということで、
この ”断らない” を実践するために
やらなければならないポイントは
以下3つとなります。

一つ目は、自分の状況を把握する、です。

今やっている仕事の納期はいつなのか、
何をどこまでやればいいのか、
次の仕事は決まっているのか。

などは、完璧に把握しておく必要があります。

納期間近で全く他のことをやる余裕がないのに
断らないことがいいんだ、ってことで
ついつい頼まれごとを引き受けてしまう。

その結果、
両方だめでした、、、は最悪です。

こうならないためにも、
自分の状況は完璧に把握しておきましょう。

次は、納期に余裕をもつ、です。

問答無用で納期を指定された場合は別として、
ある程度自分で納期を指定できる場合、

多少の余裕を見込んだ納期とすることを
心がけましょう。

例えば、
この仕事どれくらいでできる? って聞かれた場合に、
2,3日くらいでできそうな作業だったら、

迷わずに、”3日下さい” って言いましょう。

”2、3日くらいですかねぇ” とか
正直に言ったら、ほぼ間違いなく、
”じゃあ2日でよろしく” とか言われますから。

こんな感じで少しずつ余裕を持たせることで
突然の割り込み仕事に対応できるようになるのです。

大事なのは、周りの人にあなたが
実は暇なんじゃないかとか、

余計な疑念を抱かせないように
絶妙なさじ加減で納期の調整を行うことです。

ぜひ、がんばってください。

そして、最後は、

仕事がバッティングした場合は、
依頼者双方の了解を得る、ということです。

突然の割り込み仕事を依頼された場合、
本来なら仕掛中の仕事を優先させるべきですが

依頼者の立場とか力関係とかで
そうも言ってられない場合もあると思います。

そういったとき、一番望ましいのは
依頼者間で納期と優先順位の調整をして頂く
ということです。

それが無理な場合は、
こういう理由でこの仕事はこれくらい遅れます、とか
こっちの仕事を優先させてください、とかを

影響を受ける側の依頼者に了承していただく
ことが必要です。

これをやらずに、自分の判断で仕事を進めた結果
納期どおりに完了しなかった場合、

完了しなかったのは、あなたの責任ということになります。

それを避けるためにも、
依頼者への連絡と相談は必ずやってください。

この3ポイントを心がけるだけで
余裕を持って自分のペースで仕事ができるだけでなく、
あなたへの評価も自然と上がることになるでしょう。

それでは。